自省録には100分de名著という番組がきっかけで出会いました。
迷いや弱さを含めた不完全な自分を認めてとことん掘り下げていき、その反省の上で在るべき自分を語る。傷を抉られているようで、同時に手当もしてもらっているような感覚を覚えるのは、誰かに対して道を示しているわけではなく、あくまで己に向けた言葉だからでしょうか。
ケンチさんが引用されている箇所や受け止め方を読んで、また読み返したくなりました。いくつか版があり、訳者によって表現の違いも楽しめますね。
※お問い合わせフォームより該当の・メッセージタイトル・投稿者名・投稿時間・通報理由をご報告下さい。