それぞれのくらしの習慣や時間軸によって、その土地固有の言葉が育ってきたのだと感じられるのは面白いですね。神谷美恵子さんは『生きがいについて』の中で「生きがいということばにはいかにも日本語らしいあいまいさと、それゆえの余韻とふくらみがある」と書かれています。母国語としてそれを自然に感じ取れるのは幸せなことかもしれませんね。単なる趣味や目標、拠り所でなく、生きる意味としての「生きがい」を自分の内奥に探る大切さを考えさせられます。
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