榛野陽一(玉木宏)は調停で、知里(倉科カナ)の要求を全て認め、離婚に同意した。
最終的な離婚届の提出も、知里に任せることも承諾する。
新潟の実家に戻った知里は、父の牧田仁輔(石倉三郎)、母の京子(角替和枝)に本当にこれでよかったのかと心配される。
うなずく知里だが、離婚届を目の前に、まだどこか迷っていた。
一方、陽一の家には、細井茂(岸谷五朗)と月島博(温水洋一)が訪ねて来た。
自分の非を全て認め、離婚にも同意の上で、娘の華に恥じることのない父親になるという陽一の決意に、月島と茂は感心する。
条件付きで須藤俊也(黒木啓司)にやり直すことを認めた由衣(高橋メアリージュン)。
しかし、俊也の方が離婚を求めていた。由衣は、心療内科のカウンセラーを訪ねる。
知里との離婚の引き金となった陽一の浮気相手、大石かおり(笛木優子)がヘッドハンティングで会社を辞めるという。
陽一が挨拶に行くと、かおりは知里と会ったと意外なことを話し出した。
必死に家族を守ろうとする知里の姿に、陽一をあきらめたと続けるかおり。
それなのに離婚とは…と、陽一はかおりに言われてしまう。
細井家では、美香(生田絵梨花)のピアノコンクールが一週間後に迫っていた。
美和子(大塚寧々)は知里に会うため新潟に向かう。
やんわりと離婚を思いとどまらせようとする美和子だが、知里の陽一への幻滅は重かった。
その頃、陽一は今までの自分を変えようと必死になっていて…。