写真館
0307 Professional Children’s
セントラルパークの目の前に建つ豪華なホテルの会場。
今日は年に一度、学校主催で行われている支援者を募るイベントだ。
出演者は、ブロードウェイやTV・映画関係、エンタテインメント業界で働く卒業生と、
そんな将来を目指して、現在学業と芸能活動を両立させながらこの学校に通っている在校生。
TAROメンバーは、プログラムのオープニングを飾ることになった。

穏やかな空気で談笑が続いている会場に、爆音のHIPHOPが流れる。
何事かとあたりを見渡すゲストの間をすり抜けてメンバーが中央に集まった。

PROJECT TARO 0307 Professional Children’sの画像
ブロードウェイやクラシックが例年のパフォーマンスに多いこのイベントでは、
少し異色ともとれる彼らのストリートスタイル。
ゲストの目は一瞬で釘付けになっていた。

拍手喝采でパフォーマンスを終えた後、クラスメイトのご両親が声をかけてくれた。
「いつも息子から、Jr.EXILE がかっこいい!と聞いていたよ。実際に、本当に素晴らしいパフォーマンスだった!!」

PROJECT TARO 0307 Professional Children’sの画像


僕達は、「世界に通用するアーティスト」を目指している。
学校の仲間達も同じように、それぞれに夢を持っている。
異なるフィールドでも情熱は同じ。
会場で、みんなが見せたプロフェッショナルな顔、パフォーマンスに、また気合いが入った。


PROJECT TARO 0307 Professional Children’sの画像

2/29 Who won the battle?
毎月EXPG NYで開催されている「Battle 101」に、
TAROメンバーから、AYUMU, TAIKI, YUTO, SHIN, SHOJI が参加した。
毎日のレッスンに加えて、セッションでも練習を重ね、
時間があればダンス動画を漁るなど、日々新しいMOVEへの研究に余念がないメンバー達。
「Battle 101で優勝する!」という目標を掲げながら、負ける度に悔しさをあらわにしてまた練習を繰り返す。
ここでは、常に全員が本気でぶつかり合っている。

そして、順々に勝ち進んだAYUMUとYUTOがBEST 4 で対戦となった。
TARO同士のバトルに、オーディエンスの熱も上がる。
他メンバーの声援からは、会場全体がひとつになって盛り上がった。

白熱したバトルを制したのはAYUMUで、自身初の決勝戦に駒を進めた。
PROJECT TARO 2/29記事「Who won the battle?」の画像
決勝戦。
AYUMUは相手の目をじっと見ながら、堂々とフィールドに立ち、
まるで音楽が身体に流れ込んでいるかのように、音とひとつになったMOVEを連発した。
その度に立ち上がるオーディエンス、飛び交う声援。

ジャッジが勝者の腕を上げるのを、AYUMUは大きく息を吐きながら待っていた。
少し緊張した表情がゆらいだ瞬間、AYUMUの左手が上がった。

念願の初優勝に、メンバー全員からの雄叫びに近い絶叫とハグの嵐。


その中心で、AYUMUは嬉しさを爆発させて満面の笑みを見せた。

PROJECT TARO 2/29記事「Who won the battle?」の画像

2/22 CA Vocal Camp
LAの空港から車で約2時間半。
AYUMU, YUTO, MASAFUMIの3人は、山の中にあるコテージで行われるボーカルキャンプに参加することになった。

携帯の電波も入らないこの場所に、世界各国からアーティストを目指す仲間が集まって、朝から晩まで音楽に向き合う3日間。
ハーモニーや作曲理論、アーティストマインドなどの授業を受け、空いている時間では仲間と一緒に、Co-writing(共作)をした。
PROJECT TARO 3/2記事「CA Vocal Camp」の画像
同室になったサンディエゴから参加の16歳のエディーと17歳のロブとは、同じ年ということもあって一気に意気投合。
一緒に曲を作り始めるとそれがあまりにも楽しく、時間を見つけては曲作りに取り組んだ。どうやったらもっともっといい曲を作れるか、それを学びたい気持ちも心の底から湧き出てきて、講義にも5人並んで最前列で参加した。

最終日の夜、参加者達の前でこの3日間で出来た3曲のオリジナル曲を披露。
みんな拍手喝采で盛り上がってくれた!!
自分達の楽曲を初めて聞いた人が、自分達の名前を叫びながら、あんなに楽しそうに笑う姿。一生忘れない。
PROJECT TARO 3/2記事「CA Vocal Camp」の画像
高層ビルの電気や車のヘッドライトの代わりに、星が輝くカリフォルニアの大自然の中で、音楽だけに没頭した日々は、
これまでNYで培ってきたものが確かな力になっているという自信と、
さらに「新たな目標」という希望も与えてくれた。
PROJECT TARO 3/2記事「CA Vocal Camp」の画像
NYに戻った3人は更に前に進むべく、
以前に増して毎日のスキルアップに余念がない。

2/16 To next step
たくさんの人達の繋がりが、また新しい出会いに繋がっていく。

今週は特別に時間をつくって下さった音楽プロデューサーや作曲家の方々に、パフォーマンスを観て頂くことが出来た。

ダンストラック、全員がボーカルソロパフォーマンス。
今まで学んできたことをパフォーマンスを通して伝える。
PROJECT TARO 2/16記事「To next step」の画像
笑顔で、時に手拍子を送りながら観てくれた後、
「最高だったよ!!ぜひまた見たい!」と言って、レコーディングスタジオに遊びに行かせてくれることになった!

またひとつ楽しみなことが増えた。

これからもひとつずつ丁寧に全力で挑んで、
確実に次へと繋がるステップにしていきたい。

2/9 Creativity
「ブルックリンブリッジの袂に集合。衣装はかっこよければ何でもいい。」

自分達も振付や衣装にアイデアを色々と出させてもらった打ち合わせの後、ディレクターからダンス撮影の連絡がきた。
今回出演させてもらえることになったYak Filmsは、世界から注目されている映像クリエイター集団。以前、AYUMUがNY校インストラクター SORAYAと一緒に出演させてもらったあの撮影クルーだ。

常にかっこいいものを追い求めるディレクターのKashは、撮影当日もその場で浮かんだ新しいアイデアをすぐ取り入れて作品をつくっていく。
「ここでこんな振付できる?この小物を使ってみて!」
次々と出される指示に対応している時から、かっこいいものになると想像できた。

チーム一丸となって取り組んだ作品が世界に出るまであと少し。

撮影後の週末には、3回目となる自主イベントの開催。
今回はチケット制ということで、事前にしっかりと告知することが出来た。
毎回新しい作品を発表することを通して、もっと自分達の可能性を観て、知ってもらいたい。
限られた時間の中でのリハーサル、やらなければならないことリスト、
皆でスムーズに進められるようになってきても、毎回新しい課題が見つかる。

それでも、学校の友達がまた別の友達を連れてきてくれたり、毎回楽しみに来てくれる仲間が増えていくこの貴重な時間が、いつも大切な気付きの場。


2/2 Go with the flow
話すように歌う。

普段使わない言葉、独特のリズム。
新しく取り組んでいる楽曲は、スラングや慣れない言い回しも多く、コツをつかむのに少し時間がかかった。
ただ歌うだけでも、踊るだけでもない、また新しい挑戦。



一語一句の発音や、言い回し、表現方法、テンポの取り方は机を叩きながら、 元々ラッパーとしても活躍していて、今はNY校でダンスを教えているインストラクターのSupamanに、ひとつずつ細かく教わり、少しずつ言葉に慣れていく。

そして「言葉がリズムに乗る」様を、目と耳と口とメモと感覚でコピーする。



もちろん、ダンスもかかせない。
ただ今回は今までと違った感じを出していくつもりだ。
コリオグラフィー担当のDr.EWが新しいスタイルを指導してくれている。
お馴染みボーカルコーチ、NOVAも加わって、またひとつ楽しみな取り組みが始まった。



1/26 As a Student
期末テストの時期がせまってきている。
隠せない焦りの中で机に向かう時間が増え、初めて習う単語の意味を調べてみると、日本語でも知らない言葉だったりする。
英語で覚えるしかない状況に、放課後に先生を捕まえて復習を繰り返し、EXPGではメンバーと教え合って、帰宅してからも友達と答え合わせ。それでも時間が足りない。


徐々に複雑になってきた授業内容と増える宿題に、たまに大きなため息が出そうになる。でも問題の答えを出すまでは時間がかかっても、先生や友達の話はすんなりと理解できるようになっている。
そんな風にコミュニケーションがとれるようになってみると、やっぱり学校生活は楽しい。

不安要素を残さず2学期を迎えられるようにあと1週間。
開くのはYouTube じゃなくて、教科書だ。


そして2学期にもイベントが目白押し。
すでに取り組んでいる新しい企画もあって、完成が今から待ち遠しい!

STUDY HARD and PLAY HARD :)





1/19 How to learn Music
EXPG NYで始まった新しいボーカルクラス。
Alicia Keys や Katy Perry も習っていたという先生が現れた。
そしてぞろぞろと集まってきた生徒も、聞けばブロードウェイミュージカルの主役だったりと、響き渡る美声に廊下から何人もクラスを覗きにくる実力者と並んで、TAROメンバーもレッスンを受けさせてもらっている。


休憩時間には一緒に談笑しながらダンスステップを教え合ったりもするが、
さらっとピアノを弾きこなしたりする姿には、思わず固まってしまった。

ストリートパフォーマンスもそうだけど、オープンマイクの生バンドしかり、
NYには自然と音に触れられる場所が多いように思う。
EXPG NYにも常にピアノ、ギター、ベース、DJが置かれていて、誰かがいつも何かしら音を出している。たまにセッションぽくなったりもして、その自由に音楽を奏でる感じがけっこう好きだったりする。



NYに来る前は、ドレミファソラシドが分かるくらいのレベルだったのになぁ。
いつの間にか弾けるようになったピアノやギター、
最近はRAPやMPCの練習もしていて、また何か新しい作品に繋がりそうな予感が嬉しい。そんな練習時間がまた楽しい。



1/12 DJ goes to
お父さんの影響で、小学生の頃からDJに触れていたMIKU。
数年前までスクラッチをして遊ぶ程度だった趣味が、
今や「DJ Micks」なんて名前に変わるほどのめり込むものに変わっている。

EXPGでターンテーブルで音を鳴らしながら盛り上がっていた時、
もっと面白いことがあるんじゃないかとまた好奇心が騒ぎ出した。

ギターやピアノでオリジナル曲をつくっている仲間たちと話すと、どんどんアイデアが膨らむ。

「あ、こうやってJr.EXILEの楽曲もつくっていけるんじゃない?」
「リミックスとか編曲もできるよね?」

プロジェクトスタッフに強い想いを伝えた結果、特別レッスンを受けさせてもらえることに。


週1回放課後に通うDJスクールで、音楽制作の基礎を学ぶ。
初めて使うソフト、先生、年上のクラスメイト。
もちろん全て英語だが、皆との会話は理解できるし、
ソフトも頭で構造を考えすぎる前に、感覚でまず吸収していく。

並ぶボタン以上に作り出せる音とリズム。
繋げたり省いたり自由自在に操れるようで、奥が深そうだ。



春までにはオリジナルのトラックを1曲完成させる予定。
どんな楽曲が生まれてくるのか、期待に胸が膨らむ。

1/5 2016 New Year’s Resolutions
2016年。
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします!!!

2日前も同じメンバーでこのスタジオにいたけれど、
やっぱり「明けましておめでとうございます!」の一言に、
全員の背筋がピシッと伸びる。

スタジオの掃除も、また1年使わせて頂く感謝を込めて、しっかり磨き上げた。


そして新年と言えば、書き初め。
久しぶりの習字、墨の香りすら懐かしい。
去年出来たことも出来なかったことも全てが今に繋がっている。
そう思うと、今ここで書く言葉に更に重みが増して、
一文字一文字にまた気合いが入った。


それぞれに掲げた抱負を見上げながら、
この場所でまた経験出来る日々と環境に、改めて感謝した。

全ての出会いは未来に変わる。
素晴らしい1年にするのは自分次第。

今年も皆とたくさん、楽しい時間を共有できますように。


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