9/6 「武者修行-Final-」
MIKUの涙から慌てて目をそらした。
全員が同じ気持ちであの場所に立っていて、
去年よりもたくさんの方が目の前にいる現実。
涙は汗と一緒にふいて、前を向く。
ラストのアンコールは、
この夏のセットリストに入っていなかった。
こんなにたくさんの人達が、
自分達のパフォーマンスを楽しみにしてくれている。
目指す未来はまだまだ先で、
もしかするとゴールなんてないのかもしれないと思う。
行く先々で止まるつもりはないから。
ライブが終わってインスタを見ると、
#TARO0906 は、
#TAROありがとう に変わっていた。
この夏をより暑く、熱く過ごせたのは自分達の力だけではない。
MIKUの言葉通り、支えてくれたたくさんのスタッフさんと、
大切な家族、友達、メンバー、そして応援してくれた方々。
全ての感謝を、ここに伝えます。
本当にありがとうございました!!
また絶対、成長して帰ってきます!!
8/30 「武者修行-中盤戦-」
北から南に駆け抜ける夏。
台風をうまくかわすかのように、向かう場所それぞれで本当にたくさんの人に会えた!
少しずつ一緒に歌ってくれるようになったオリジナルソング。
連日並んでくれた顔。
パフォーマンスに湧く歓声と、溢れる笑顔から、自分達もパワーをもらう。
最高のGIVE & TAKE を繰り返す中で得る自信と感謝。
折り返し地点を過ぎ、また東京に戻る日が近づいてきている。
これまでの2年間の集大成。
いつもあっという間に日本の夏は終わっていくけど、
その分とっても濃くて、溢れるほどの想い出が出来る。
ファイナルまで一緒にひとつの想い出を共有し、その先のゴールまで。
See you out there!
8/22 「武者修行-前半-」
控室まで届く歓声に、いつの間にか緊張は消え、
明らかに去年とは違う人の数と声援に、興奮は本番前から最高潮に達していた。
「かます覚悟」と「裏切る期待」
円陣を組んで目を交わすそれぞれの笑顔にそう書いていた。
でも登場と同時に鳴り響く歓声に、自分達の方が期待を裏切られた!!
たくさんの人に会いたかったし、観てほしかった。届けたかった。
そう願ってきた目の前に、広がる人の波。
行く場所行く場所で、声をかけてくれる。
「頑張って!」「かっこよかった!」
#TARO0906 で見るみんなの想い出のひとつ。
8月19日
東京からスタートした2016武者修行も前半戦を終えた。
毎公演が100%以上。
9月6日
東京でのファイナルまで。
Tell me what you want bae, Tell me how you want it.
8/8 「B.A.N.D.」
休みの日も別スタジオに集合すると言う。
手にはスティック、ギターにベースを背負って。
音楽理論クラスで、合わせの練習はしてもらっているものの、
YOU TUBE とたまに行くギターショップの店員がお手本。
楽器は基本、ほぼ独学だ。
それぞれの新しい技を、ひとつにまとめるのはなかなか難しかった。
誰かひとりのリズムが狂うとおかしくなるし、音がずれると皆が崩れる。
ダンスで培った「全員でひとつ」の教訓を生かして、何度も練習を重ねる。
NYに来てから、新しいことに挑戦することが楽しくて仕方ない。
もちろん慣れるまでは時間よりも根気が必要だ。
練習も楽しいと思えるこの環境と、常に共に上を目指す仲間達に感謝。
武者修行でお会い出来る日を楽しみにしています!!!
8/1 「RH for」
LAからNYに帰ってきた。
久しぶりに会うNYの仲間達に「You are getting taller!」なんて言われて少し照れながら、Hi Five を交わす。
これからしばらくは、地下鉄に乗ってスタジオに通う毎日が続く。
LAでみっちり鍛えた新作と、NYでがっつり固めた基礎。
組み合わせのアイデアは無限にある。
一度仕上げた作品にも、また違ったアプローチを加えて、
「あーでもないこーでもない」と言い合うお馴染みのスタイル。
何度もビデオを撮って細かい振りの確認。
「You gotta be clean always!」
言われ続けた意味を改めてかみしめながら、本番へのイメージをふくらませた。
武者修行に向けてのブラッシュアップ。
Hope to see you again there.
7/25 「Vocal Camp」
ダンス合宿を終えたメンバーは、山道を抜けてある場所に向かった。
毎年、世界各国から参加者が集まり、ボーカルスキルアップに取り組むカリキュラム「Vocalize U」
朝から晩まで、発声や作曲、ステージパフォーマンス、ギタークラスなど、様々
なレッスンを通して音楽を学ぶ1週間。
毎晩開催されるショーケースでは、メンバー全員がソロパフォーマンスを披露した。
初めて舞台に立った時のことを思い出す。
「緊張した」が9割、「でも楽しかった!」が1割。
その時の忘れられない気持ちが、今も自分達を突き動かしている。
山の夜は空気と星がきれいで、少し冷え込む。
朝になると、太陽の光に合わせて鳥が鳴き出す。
都会の喧騒の代わりに音楽を聴いて学んだ1週間は、
新しいステージに向けての助走に十分なエネルギーを与えてくれた。
7/18 「Show them」
夜中まで宿舎で繰り返したリハーサルはこの日の為だった。
初めてのMusic Video 撮影。
揃えた衣装、キメた髪型に、今日もLAの太陽は容赦なく照りつける。
撮影現場でもShaun Evaristo の細かい指導は続く。
表情や歩き方まで、カメラに映る自分を意識して動くことは想像以上に難しかった。
「映る」のではなく、「映える」ような感覚。
どのシーンもひとつのビデオに必要不可欠なことを学び、時間はあっという間に過ぎていく。
妥協はなかった。
気付いた時には、終了予定時間を大幅に過ぎていた。
『Wrap up!』
全員が「今すぐみんなに見せたい!」と思うほど自信を持って、撮影を終えた。
今年の夏は「挑戦」を「成長」に変える。
7/11 LA Training-2
今年で2度目になる夏のLA集中合宿。
NYとは違い電車数も少ないが、移動にもずいぶんと慣れてきた。
今日はボーカルレッスンに向かう日だ。
ただ歌うだけではなく、歌詞の意味もよく理解して、
気持ちを言葉と音に乗せて伝える大切さも知った。
抑揚を加えることも忘れずにメモしていく。
John のアドバイス通りに歌うと、
レッスン前に合わせたハーモニーが更にいい感じで響いてきた。
ダンスとボーカルのレッスン、そしてパフォーマンス。
これまでの一連の流れに加えて、今回はまたひとつ新しい挑戦がある。
来週に向けて、今夜も振りとハーモニーの確認は続く。
6/27 Ready for Summer
夏休みに入ったTAROメンバーは、学校の代わりにEXPGに通う毎日。
新曲の振りづくりや、Review、ボーカルレッスン、英語の勉強と休んでいる暇はない。
長い夏休みはいつもよりもスキルアップに集中出来る時期。そしてこの1年の成長をたくさんの人に見て頂けるチャンスだ。
約束された期間は折り返し地点を過ぎ、ラストスパートにさしかかろうというところ。
まだまだ足りない。
スキルも何もかももっともっと上にいける。
Shaun Evaristoのレッスンを受けながら想う。
未来の自分がどうなっているのかよりも、未来を自分達がどうしていくか。
その為に必要なものを全て掴んで糧にする。
さぁ、LA合宿のスタートだ。
6/20 Graduation
KENYA 中学卒業。
言葉の壁が邪魔する意思の疎通。
そのもどかしさに積み重なるフラストレーション。
伝えたいことが伝わらない現実に、言葉少なになってしまったこともあった。
でも休まなかったのは、新しい友達が出来たから。
日本人ひとりという環境の中で殻を破ることが出来たのは、
毎日一緒に授業を受け、ランチを食べ、なんだかんだと笑っているうちに、
言葉では伝わらない友情もあることを知ったから。
今日で転校してしまう友達も、そのまま高等部に進む友達も、
みんなで「楽しい1年だったね」と笑って卒業式を終えた。
それぞれに追う夢の先で、また再会出来たらと願う。
9月からは高校生。
夏休み中には、数学の復習しておかないと。