第9回『義父の涙』


天正10年(1582)冬、江(上野樹里さん)たち三姉妹と義父・勝家(大地康雄さん)との間に家族の絆が芽生え、幸せな時が過ぎていた。

そんなとき、秀吉(岸谷五朗さん)が、信長の葬儀を京の大徳寺で大々的に執り行う。
織田家筆頭家臣・勝家も、信長の妹・市(鈴木保奈美さん)をも蚊帳の外に置いた行動に、市や勝家は怒りをあらわにする。
かつて小谷城で愛する父・長政を失ったことが忘れられない茶々(宮沢りえさん)や初(水川あさみさん)は、戦が始まるのではと義父に問いただす。
勝家は娘たちに「父は戦をせぬ」と約束し、家康(北大路欣也さん)をはじめ、織田家とゆかりの深い家々に便りを書き、秀吉の行き過ぎに歯止めを求める慎重な態度を貫く。

しかし、恋焦がれる市を勝家に奪われた秀吉は、清洲会議で柴田家のものとなった長浜城を奪い返し、着々と戦準備を進めていた。

選択を迫られる勝家。
家族を持った喜びや娘たちを悲しませたくない思いの一方、"鬼柴田"とうたわれ戦場で勇猛に戦ってきた姿こそが自分の生きざまではないかと、大いに苦しむ。
その胸中を知った市が「義父を戦に送り出すのが、我々の務め」と三姉妹を説得。
江は、やっと父と呼べるようになった人を失う怖さから、勝家の決断を受け入れられずにいたが、父の無事を信じ、見送ることに。
勝家は、江たち家族に見守られながら、出陣していくのだった。


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