第5回『本能寺の変』
天正10年(1582)5月､江(上野樹里さん)は信長(豊川悦司さん)に二度と会わないと母に宣言したことを悔んでいた｡
もう一度伯父上に会いたい｡
そんなとき､家康(北大路欣也さん)から招待を受け､信長との再会のため､江は京に向かうことになる｡
江は家康につき従い､宗易(石坂浩二さん)とも再会し､信長が京を訪れるときを待ちわびていた｡
一方､明智光秀(市村正親さん)は､信長に領地を取り上げられ､秀吉(岸谷五朗さん) の配下で毛利攻めに加わるよう命じられる｡
そして迎えた6月2日未明｡
光秀はついに信長への謀反ののろしを上げる｡
｢敵は本能寺にあり!｣
1万3千の軍勢が､本能寺を包囲｡
信長は最期の時を迎える｡
江は京へと向かう道中､騒ぎを聞きつけるが､信長の死の知らせを信じられない｡
それでも､明智方の追っ手から逃れるため､家康と共に決死の伊賀越えへと向かうことになる｡
その途上､馬上で身動きがとれない江は野武士に囲まれる｡
絶体絶命の危機｡
そんなとき､江のそばに信長の姿が現れる｡