STORY
言葉よりも約束の味が奏でる、
ちょっぴりせつなくて
"おいしい"ラブストーリー
「プロポーズの返事をしないといけない!!」
幼なじみの佐藤瑠璃から入っていた留守電のメッセージ。驚いたイタリアンシェフの田中武が彼女の元へ駆けつけると、隣には先輩シェフの水沢譲治がいた。武が想いを伝えようとしたその時、ピアニスト・槇原佑樹が起こしたアクシデントに巻き込まれてしまう。奇跡的に一命を取り留めた佑樹の体には、なぜか武の記憶が宿っていた。あの日、武が瑠璃に伝えたかったとっておきの一言とは…?
―「好き」って言われて、初めて自分を好きになれた気がする―