NAOKI
この度、先日行われたVOCAL BATTLE AUDITION2〜夢を持った若者たちへ〜で決定したヴォーカリスト2名とともに、7名で三代目J Soul Brothersとして活動させていただくことになりました。
EXILEのルーツでもある初代、そして二代目と続いてきたJ Soul Brothersという歴史ある名を持つグループを、こうして継承させていただけることを本当に嬉しく思います。
また、NAOTOさんと自分がEXILEと兼任の形で三代目J Soul Brothersのリーダーを務めさせていただくことに、大変光栄であるとともに、責任と強い使命感を感じています。
自分はダンサーとしての活動を始める前から、EXILEをTVなどを通じてずっと見ていました。また、その後ダンサーというかたちでクラブなどアンダーグラウンドで活動するようになったころの自分にとって、EXILEのルーツである初代J Soul Brothersというグループはもちろん憧れで、映像を通して見ていました。
そんな中、アンダーグラウンドの世界で知り合い、同じダンスチームで活動していたAKIRAさんの影響により、自分はこのエンターテインメントの世界に憧れと興味を抱き、夢と目標を持つことができました。実際にこのエンターテインメントの世界で、LDHで活動してみたいと…。そして、たくさんの方々の力を借りながら二代目J Soul Brothersのメンバーとなることができました。
自分は二代目の活動やエンターテインメントの世界を通じ、先輩であるKENCHIさん、KEIJIさん、TETSUYAさんから、自分が元々やっていたダンスやパフォーマンス、つまり大好きなことをメンバー全員で試行錯誤しながら一生懸命パフォーマンスすることで、誰かに笑顔を届けることができるということを知りました。
実際に、インディーズでの活動や、武者修行などを通じ、メンバー同士、そして応援してくださるみなさんとの絆を感じました。そして、エンターテインメントの持つ力、夢をあきらめずに努力することで生まれるパワーを知り、より目標に向かって進むことができ、その集大成としてアルバムも発売することができました。
そして、2009年にはEXILE STATEMENTというかたちで発表させていただい言葉や世代を越えて互いの想いや信念、夢をわかちあい継承していくという考えのもと“EXILE GENERATION”を迎え、EXILEとしての活動の中で、改めてEXILE GENERATIONの意味や、今自分たちが伝えること、活動する意義をオリジナルメンバーから学びました。
それは、メンバーとしての自覚と責任を持つこと、Love,Dream&Happinessの意味、そして現在の世の中だけでなく、いずれ来る愛すべき未来に対して自分たちができることがなんなのかということです。同じグループのメンバーとして活動し、実際に志をともにすることにより気付いたり学んだりすることは数えきれず、二代目のときに分からなかったこと、気付いてなかったことの意味や理由が分かったことがいくつもありました。
EXILEに加入させていただいた頃に比べ、現在はまるで別人になったと自分自身感じるくらい、たくさんの刺激と言葉をいただき、その大きな背中を見て成長させていただきました。
三代目J Soul Brothersは、単なる“三つ目のJ Soul Brothers”ではなく、その想いと志を継ぐ“三世代目”ということだと感じています。EXILEの想いのレールが延びていると感じます。
今回、NAOTOさんと自分がリーダーとして三代目J Soul Brothersメンバーとなることで、自分たちが教わってきたものを伝える架け橋という役目が自分たちにはあると思います。そして、この7人とも夢や想いをわかちあい、三代目だからこそ生まれる新しいエンターテインメント、新たなJ Soul Brothersを追求し、継承されてきた先輩たちの想いをみなさんに表現していけたらと思っています。
今年、EXILEは10周年目に突入する記念すべき年であり、その歴史を感じます。 オリジナルメンバーが体験してきた僕たちでは想像しきれない数々の経験や想いが今のEXILEを作っており、その根底には、メンバーへの愛情、周りの方々への愛情、夢の持つ力、それらがもたらす幸せがあると思います。それらを感じたからこそみなさんに伝えたい、届けたい想いというのがあると思っています。僕たち7人は、その長年の経験から培われた想いを継承、昇華し、三代目J Soul Brothersの名に恥じることの無いよう、失礼の無いよう、そして、みなさんに幸せになっていただけるようなエンターテインメント、活動、作品を追求していけるよう、一生懸命頑張りたいと思います。
どうか三代目J Soul Brothersをよろしくお願いします。