第九話:試される絆


陽平(TETSUYA)の病気の事を修司(KEIJI)はサコ(連佛美沙子さん)に言えずにいた。

ひとり、3人の夢が、未来が崩れていってしまう事に涙する修司。

「なんで俺たちを泣かしてんだよ」


修司は、3人の夢を、陽平の生きがいを消さないために、
自分のせいで融資を取りやめた西川(古坂大魔王さん)のもとへ、もう一度融資をしてもらえないか頭を下げに行く。


西川は、
「もうお前らを信用できない」
と修司を突き放すが…


弁当屋の主人(平田満さん)にも金を借りる事はできないか頼みにいく。

そんな中、サラン(ク・チヨンさん)が修司に通帳を渡す。
それは、サランが離れてしまった両親といつか再会した時のために溜めておいた貯金だった。


サランの想いに修司は…


西川を口説き倒し
「1か月後、また店が持てる」

陽平にそう話す修司。

それには、店を持たせてもらうための条件があった。


希望を手にした陽平は病室で看護師に嬉しそうに、自分が店を持つ事を話す。


店を持つために、昼夜働き続ける修司。
そして、嬉しそうに未来を語る陽平の姿をみたサコは、神崎(袴田吉彦さん)に自ら連絡する。

「今夜、会えませんか」