Story3
日光アレルギーで赤い湿疹が出てしまった美咲(石原さとみ)は、姉の葉月(松下奈緒)に余計な心配をかけたくない、と言って永人(岩田剛典)のトレーラーハウスに泊まる。
美咲の寝顔を見つめていた永人は、彼女に顔を近づけ…
一方、区役所に出勤した葉月は、結婚が破談になったため、辞職願を取り下げてもらおうと考えていた。ところがそこで、思わぬ事件が起きる。課内のファックスに、「深沢葉月は妹に婚約者を寝取られた」「深沢葉月の婚約者には本命の恋人がいた」などと、葉月を中傷する怪文書が次々と送り付けられてきたのだ。困惑した葉月は、宗一郎(田辺誠一)に相談しようとしたが、彼は予定があって会えないという。
その夜、葉月は、『APPLESEED』で親友の和子(森カンナ)と会う。
和子は、犯人は元婚約者の達也(平岡祐太)らに違いない、と憤る。偶然その紙を見てしまった陽平(平山浩行)も、葉月が心配でたまらない。
葉月が帰宅すると、母・七重(片平なぎさ)が美咲を相手に酒盛りをしていた。七重の婚約者・渋川(渡辺裕之)が、日曜日に葉月、美咲と一緒に食事をしたいと言っているからスケジュールを空けておいてほしい、と伝える七重。
しかし葉月は、いまはそんな気分ではないと返し、七重と口論になってしまう。
七重が帰った後、美咲は、例の怪文書のことを知る。すると美咲は、いい機会だからドレス・デザイナーになる夢にチャレンジしてみるべきだと言い出し…。