予告 #9(12/21)

美山悠一(AKIRA)は、中国企業・ジミーウォンの組織に拉致されたなつみ(仲間由紀恵)の母親・志倉寿美代(芝村洋子)を探してなつみとともに実家へ行き、近くの病院にいるかもしれないというところまで突き止めた。
その頃、大洋国際特許事務所の小林恭助(高嶋政伸)は、天音(武田真治)から、小林の家族の安全と引き替えに手を組むよう強要されていた。
悠一は母親のことを警察に話そう、となつみに提案する。
「騒ぎになったら相手は何をするかわからない」と不安がるなつみだが、悠一は刑事の永田(高杉亘)に協力を依頼し、病院へ救出に向かってもらう。

一方、小林は総和物産で取締役会の面々を前にしていた。
小林はそこでジミーウォンがグラフェンの大量形成技術を手に入れた今、特許をジミーウォンに譲渡し、その代わりにグラフェン製品流通の仲買に総和物産を指名することを約束させる、と提案する。
しかしそれは、天音の手によって自分の家族に危険が近づいている小林の苦渋の選択だった。

悠一の上司の安藤眞一(森岡豊)から、総和物産がジミーウォンに特許を譲渡しようとしているという状況を知らされた悠一に、なつみは、ジミーウォンを食い止める方法が一つだけある、と言い…。
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