2013年1月の月9ドラマは、3巻累計で310万部を突破し、今年文庫として初めて「本屋大賞」にノミネートされた
『ビブリア古書堂の事件手帖』がファン待望の映像化。
美しき古都・鎌倉の片隅にある古書店『ビブリア古書堂』を舞台に、古書にまつわる謎、秘密を解き明かし、時を超え人と人の絆(きずな)を紡いでいくヒューマンミステリードラマです。
『ビブリア古書堂の事件手帖』は、三上延さん原作の人気ノベルシリーズ。2011年3月25日に『ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜』、2011年10月25日に『ビブリア古書堂の事件手帖2〜栞子さんと謎めく日常〜』、2012年6月23日に『ビブリア古書堂の事件手帖3〜栞子さんと消えない絆〜』が、メディアワークス文庫(アスキー・メディアワークス)より刊行され、3巻累計で310万部超の大ベストセラーとなり、2013年2月には第4巻の発売が予定されています。
さらに、小説のみの展開にとどまらず、『月刊ASUKA』(角川書店)や『good!アフタヌーン』(講談社)でも漫画版が連載されるなど、まさに今最も注目されている作品です。
物語の舞台は、鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古書店『ビブリア古書堂』。
その店主・篠川栞子は若くきれいな女性だけど、初対面の人間とはうまく接することができない極度の人見知り。しかし、古書に関する知識は、右に出る者がいないほど豊富で、本について話す時には“人見知り”だということを忘れさせるほど、雄弁で情熱的になります。
そんな彼女が、さまざまな古書にまつわる謎や秘密を、古書に関する膨大な知識量と、鋭い観察眼で解き明かしていきます。
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主人公の栞子を演じるのは“月9初主演”となる剛力彩芽さん。
2012年で一番飛躍した女優と言っても過言ではないほど、ドラマ、映画、CM、雑誌と幅広く活躍する今最も旬な剛力さんが“月9主演女優”というステージで、どのような輝きを放つのかに注目が集まります。普段の天真爛漫で笑顔の絶えないイメージの剛力さんとは異なる、人見知りで内向的な性格の篠川栞子をどのように演じるのかという点も非常に興味深いところです。
電子書籍などが持てはやされるデジタルな時代だからこそ、本は出版物としてだけではなく、それを手にした人自身の歴史や絆(きずな)を紡いでいくバトンにもなり得る存在として、あらためてその良さ、そして価値が見直されています。
ドラマは、そんな時間や場所を超えて受け継がれた“古書にまつわる謎”を解き明かしていくミステリーであると同時に、リアルに手に取ることができる“物質としての本”だからこそ、隠すことのできた“秘密”や託すことのできた“想い”を、時に切なく、時にハートウォーミングな人間ドラマとして描かれていきます。
一冊の古書にまつわる謎、そこから紡ぎだされる人間同士の深い絆を感じる事が出来る、これまでにはないヒューマンミステリードラマにご期待下さい。