FULL ALBUM『THE II AGE』
Beginning Of The Second Age
TRACK01
SHOKICHI:僕らのグループ名が入っていることにも意味がありますし、こういった音楽のジャンルがまた、ポップス界に進出するという次の時代が始まっているんじゃないかなと思っています。今までは、日本人が作って、日本のなかで勝負するというのが絶対的なものでしたけれど、今はグローバルジャパンチャレンジもありますし、僕たちは、EXILEも含めて世界にもこの力を示していきたい。世界に発信する時代が始まっているんじゃないかと思っています。そうなったときに、日本人が発信していく音楽っていうものが本当に試されると思う。さまざまな音楽を聴いていくうちに考えも変わっていくなかで、海外との距離も近くなっていますし、自分のなかの海外に対するエネルギーも溜まっています。これをきっかけにそういった意思を発信していきたいと思っていますし、そんな意思表示をこの楽曲の歌詞に落とし込みました。今、いちばん等身大の自分の歌詞がこの曲なのかもしれない。
HEAD BANGIN’
TRACK02
KENCHI:アルバムのリード曲。アルバムでリードを決めるタイミングで、リード曲ってやはりMVを撮って、アルバムの顔になり、THE SECONDの代名詞にもなる曲なので、いくつかのデモを選別させていただきました。EXILEらしい楽曲もあったんですけれど、「HEAD BANGIN’」は明らかに異質だなって感じがして……。サビの印象も今までのノリ方やBPM(楽曲の速さ)も変わるので、これまでのEXILE TRIBEに慣れ親しんでもらっている方々には、新鮮に聴こえるかもしれませんが、この曲はTHE SECONDの新たな可能性を広げてくれる気がして、リード曲に決定しました。力強さもありますし、ひと際異彩を放つ曲なので、アルバムのリード曲にぴったりはまったと確信しています。
THINK ‘BOUT IT!
TRACK03
TETSUYA:THE SECONDのスタートを飾った曲。THE SECONDのイメージの基本軸を決める、とても重要な1曲です。「THE SECONDのイメージはレーザーや、攻撃的で尖った感じがいいんじゃないか」というHIROさんのアイデアも含めながら、この曲にたどり着きました。ジャケ写もこのアイデアを基に制作され、かついいタイミングで映画『悪の教典』とのタイアップもいただくことができました。歌詞は、尖ったなかにも、EXILE感や等身大の僕らの想いを、EXILEとは違ったアプローチの仕方でmichicoさんが書いてくださいました。
CLAP YOUR HANDS
TRACK04
SHOKICHI: THE SECONDのなかでもいちばんのアゲアゲな曲。ライヴを意識して、皆さんと盛り上がることだけを意識して作りました。この曲も、1枚目のシングルのカップリングとして、僕たちらしくTHE SECONDを掲示した、THE SECONDを象徴する一曲です。
NESMITH:DOBERMAN INCやL.L.BROTHERSのTAKANORIさん、そしてT.Kuraさんにもご協力いただき、今までの僕らの音楽スタイルにはない、THE SECONDとして新しい表情を見いだせた曲になりました。ラップにも挑戦しています。ツアーや参加させていただいたイベントでのパフォーマンスをとおし、僕らを初めて観る方でも、自然と『CLAP YOUR HANDS!!!』と手を叩きたくなるようなパワーを持った曲だな、と改めて思いました。盛り上がるための起爆剤に育っていると思います。
Lost In Time
TRACK05
SHOKICHI:ちょうど2ndシングルの『SURVIVORS feat.DJ MAKIDAI』リリースのときに、そろそろ落ちついた楽曲が欲しいなと思っていて。“THE SECONDのバラード系”ってどういう曲なんだろうと考えていたときに、この曲のデモが届いたんです。とてもハマりがよかったので、歌詞を書かせていただきました。すごくクサイ歌詞よりも、切ない色褪せた雰囲気を持った歌詞のほうがメロディの持つ世界観に合うと思い、そういうイメージを持って書かせていただきました。
TETSUYA:この楽曲の振り付けは、踊っているときに歌詞にどっぷり浸かれるのがいいなぁと思い、どちらかというとシンプルに仕上げました。ライヴ中にこの楽曲が、THE SECONDの激しい楽曲との間に入ってくると、また違った世界観も演出できると思う。THE SECONDのなかでも異質な感じがあり、パフォーマンスしていても気持ちのよい楽曲です。
Missing You
TRACK06
SHOKICHI:大切な人を愛おしく思うときって、直接会っているときももちろんですが、会えないときにこそより強く感じると思う。愛おしさと切なさが交じり合った何とも言えない心境を、力強く歌わせていただきました。曲も、「CHAOS」同様、自分も参加したライティングセッション(クリエイター同士が集まり、その場で曲を一気に作り上げていくこと)で作らせていただきました。
CHAOS
TRACK07
SHOKICHI:このアルバムでは、いちばん最初に作詞?作曲させていただいた楽曲で、初めてライティングセッションという作り方に挑戦させていただきました。自分自身も思い入れの深い楽曲です。THE SECONDの走り出しとそのときの心境、そこにいたるまでの自分の光と闇をポジティブに歌にのせて表現させていただきました。そのときの等身大の自分が、この「CHAOS」のなかにいると思います。なので、改めて自分の歌詞を見てみると、“こういうこと想っていたな”とか“もがいている自分がいるな”と感じますし、そうやって楽曲も育ってくれたら最高ですね。THE SECONDが持つ、サッドネスな世界観を表現できているのではないかなと思います。
ROCK STAR
TRACK08
NESMITH:この楽曲ではまだパフォーマンスをしたことがないので、どういうパフォーマンスになるのか楽しみなんですけれど、当時のSHOKICHIの歌詞を見ていると、どこか攻撃的であったり、THE SECONDが最初に持っているイメージを具現化し、言葉にして、楽曲に落とし込んでいるなと感じます。今まで溜め込んできた何かを、THE SECONDというグループで挑戦できるという、あるがままに吐き出してくれたなという印象を持っていました。きっとパフォーマンスをするときは、この楽曲をリリースしてから時間を経っているので、歌詞は一緒だけれど表現の仕方は変わるんじゃないかな、という気がします。ライヴでのパフォーマンスを楽しみにしていただきたい楽曲のひとつですね。
プライド
TRACK09
KEIJI:この曲は、作詞・作曲をT.Kuraさんとmichicoさんが手がけてくださいました。THE SEOCNDとしての“プライド”というものを表現しています。パフォーマンスでも、EXILE PRIDEを表現していたり、昨年EXILEが“EXILE PRIDE”というテーマを掲げていたなかで、僕らもこの曲をツアーでも披露することができたとことが、すごくうれしかったですね。EXILEだからこの曲を歌えたんだという感謝の気持ちと、この曲が受け継がれていくように……という願いも込めてパフォーマンスさせていただきました。
Dear...
TRACK10
NESMITH:この楽曲は僕が作詞させていただきました。初めてこの楽曲を聴いたときに、「Dear」という言葉がなんとなく浮かんできたんです。自分が今ここにいるのも、周りで支えてくれている家族や仲間、友達など応援してくださる方々がいるからこそ。そういう方々に対しての感謝の気持ちを書いた曲。アルバムのなかで違ったテイストの曲が入ってくることで、アクセントになっているのかなと感じています。
BACK TO THE 90's BASS
TRACK11
TETSUYA:この曲は、パフォーマー曲。パフォーマンスしているイメージを第一に想像しながら、聴いているだけで振りが浮かんでしまう、そして身体が動き出したくなってしまう曲というのは、90’sという時代のHip Hopテイストをふんだんに盛り込んだ曲なんじゃないか……というところに辿り着いたんです。 全体的な流れのなかで、いろんな展開があって踊りやすくなっているんですけれど、90’sのHip Hopを聴いて踊っていたダンサーなら思わず「Yeah!」って言いたくなってしまう懐かしいフレーズが入っていたりするので、僕らの新たなルーツになる曲になったと思います。KUBO-C、SWAYの2人も参加してくれているので、その部分にもぜひ注目していただきたいですね。とにかく、パフォーマンスを楽しみにしていてください!
Signal Fire feat. SWAY
TRACK12
SHOKICHI:ソロとしてもいろいろな楽曲をリリースしたり、制作していけたらという想いがあるなかで、その1曲目として、自分の音楽性や方向性を提示すべく、“戦闘開始”ではないですけれど、“Signal Fire(=のろし)”というタイトルにしました。曲調はロックのニュアンスが多いんですけれど、自分のなかでHIP HOPやラップはどうしても残したかったので、ラッパーのSWAYをfeat.しました。SWAYは志も一緒ですし、かついいラップをしてくれる。10代のころから組んでいた仲間と、時を超えて環境も変わりつつも、こうして一緒に作品を発信することができ、本当にうれしく思っています。ぜひ、僕ら2人の世界観を堪能してみてください。また、“ボロボロになりながらも、またここからさらに負けずにいくぞ”という自分の気合いや生き様も込めています。そんな気合いや生き様が、皆さんのパワーにつながったらうれしいです。
BUMP UP
TRACK13
SHOKICHI:この曲は、1枚目の「CLAP YOUR HANDS」に続いて、2ndシングルの4曲目のカップリングということで、前回の「CLAP YOUR HANDS」よりも、ちょっとラップ寄りのアプローチをさせていただきました。もともとこの楽曲のデモはラップではなかったんですけれど、少しラップ要素をプラスすることでカッコよくなるのではないかと思って。DOBERMAN INCに相談し、教職していただいて、プリプロを重ねに重ね仕上がった曲。THE SECONDらしい曲がまたひとつ増えたなということと、この楽曲制作をさせていただいたことで、得意なことを発見でき、自分の可能性を広げることもできて、自分の音楽に変化が起きたんです。そういう意味でも、個人的にすごく想い入れの深い1曲ですね。
SURVIVORS feat DJ MAKIDAI from EXILE
TRACK14
SHOKICHI:マキさんと相談しながら作っていった曲で、マキさんの主演ドラマ『町医者ジャンボ!!』の主題歌にも起用していただいていました。ドラマ、DJ MAKIDAI、THE SECONDの世界観を表現することに苦戦したんですけれど、みんなのアイデアを反映させたり、何度もマキさんと相談を重ねたりと、ものすごく作り込んだ作品です。ライヴでも披露させていただき、今でもファンの方々とも一緒に楽しめる楽曲。僕らにとっても確実に大切な1曲になっています。マキさんがコラボレーションしてくださったことによって、パフォーマンスの幅も広がりましたし、今後のライヴを考えたときも、いろいろなパフォーマンスが想像できる“未来が広がる曲”だと思います。この「SURVIVORS feat.DJ MAKIDAI from EXILE」を聴いて、夏の『SPECIAL STAGE“THE SURVIVAL”IN SAITAMA SUPER ARENA 10DAYS』をぜひ楽しんでください!!
※1/27発売 「月刊EXILE」3月号より抜粋。
月刊EXILEではメンバーたちの素が垣間見ることのできるスペシャルインタビューを掲載★
こちらもお楽しみに♪