Love Story MV Episode
■MVの世界観■
“プライベートな一面”をテーマにしています。
日常のなかでも、オフの日を映し出していて、リアルな部分と僕の理想の生活を織り交ぜて制作しました。
あるようでなかった、すごく新鮮に感じていただけるMVだと思います。
個人的にも、すごく気に入っていますね。
■"始まり"をテーマに表現した理由■
たとえば部屋のシーンでの小物も、僕の私物を取り入れていただいたので、いい意味で撮影という感じがあまりしませんでした。
終始、MVを撮っているという感覚がなかったくらい、すごくリラックスしながら、心地よく撮影することができました。
リアルな僕の姿に寄せた作品に仕上がっているような気がします。
MVに出てくる友人役も、本当にプライベートで仲がいい友人。
プライベートの友人のほうが、それこそ笑顔ひとつとってもリアルさを表現できるのかなと思って。
役者業を始めて、TAKAHIROとしてお芝居をしている姿をお見せするようになったぶん、EXILE TAKAHIROの姿では演じていない面を映し出せたらいいなと思いました。
また、“ロック”という名前のゴールデン・レトリバーも出演してくれているんですが、本当に素晴らしい演技をしてくれました。
ほとんど一発OKだったんです。
テーブルにボールを持ってくるシーンがあって、おやつを見せながら僕が“ロック”と呼ぶと、トコトコトコトコと駆け寄ってきて、ボールをテーブルにポンって。
“本当にすごいなぁ”と、何度も感心させられましたし、とにかくかわいかったですね。
■MVで見せている、久しぶりの鉛筆画■
鉛筆画はすごく久しぶりだったので、描き始める前は、僕自身も描けるかどうかすごく心配でした。
描いている途中に、以前描いた愛犬エルの鉛筆画と比べてみたんですけど、意外にも手数が増えていて(笑)。
自分で言うのもなんですが、「あれ!上達してる!!」と思いました(笑)。
MV撮影の前に、ロックの写真を見ながら描いていったんですが、実際にロックに会って、ロックの性格や愛嬌、雰囲気を感じながら描いていきたいなと思ったので、そのときは3分の2くらいまで描いてやめて、残りの3分の1をMV撮影中に、実物のロックと照らし合わせながら仕上げていきました。
■鉛筆画作品制作への感想■
鉛筆で何かを描くということが、絵を描くなかでもいちばん自分は好きなんだな、と改めて感じました。
鉛筆でしか出せない味というものがすごくあって、たとえば少しこすってしまっても、それがまた味になったりと、鉛筆画って奥深い。
見た目や表面的な部分をキレイに描こうとするよりも、愛嬌といった表面よりももっと奥深くにある本質を表現していくことが、すごく楽しいです。
■MVの観どころ■
大好きな海の近くで大好きな犬とともにリラックスした撮影ができ、ひとつの大切な思い出として、僕の心に刻まれた作品です。
すごくキレイな映像になっていますので、楽曲とともにMVの世界観も楽しんでいただけたら、うれしく思います。