EXILE Member 楽曲解説
USA
―EXILE 史上最大の壮大なスケールのPV『ALL NIGHT LONG』が完成しました。このPVへの率直な感想をお聞かせ願えますか?
「今まで本当にいろいろなPVを撮らせていただいてきたんですが、ここまで壮大なスケールのPVは初めてですね。“スペクタクル・アクション・ムービー”とうたわれているとおり、PVというよりも、まるで映画のような……。スタントなしの体当たりで挑んだメンバー全員のアクションも観どころです。僕は、『ふたつの唇』のPVや、前回のGREEさんのCM『聖戦ケルベロス』のときと同様、今回もワイヤーアクションをやらせていただきました。
ワイヤーアクションって、とてもダメージがあるので毎回結構苦労するんですが、でもそのぶん、作品が完成したときの達成感はすごく感じますね。
僕自身、こういうアクションには子どものころから憧れていたので、今回自分たちのPVで、本格的なアクションを経験できて、とてもクオリティの高い作品に仕上がって、本当にうれしいですね」
―素晴らしいワイヤーアクションでした!! 神殿を守るために華麗に舞う戦士の役どころだそうですね。
「そうなんですよね。やっぱり、大切な神殿は身体を張って守っていかないといけないので……(笑)。 “踊るように敵を倒す”。それがテーマです」
―PV撮影時のエピソードを教えてください。
「CGではなく、リアルに水を使って撮影したんですけど、敵役の方々の演技が素晴らしくて、皆さんものすごい倒れ方をしてくださるので、自分がめちゃくちゃ強くなった気がしました(笑)」
―GREEさんの『聖戦ケルベロス』も14人となり、EXILEクエストが開幕となりました。
14人でゲームのキャラクターになったことへの感想を。
「14人そろうと、ものすごく迫力がありますよね。カードやゲームのキャラクターになるって、男なら誰もが1度は夢として抱いたことがあると思う。前回に続き2度も『聖戦ケルベロス』のキャラクターとしてこの世界観を体験できたことに感謝しています」
―『ALL NIGHT LONG』の楽曲をとおしてUSAさんが伝えたいこととは?
「いつの時代も本当に、音楽や踊りというものが希望になっていくんだな、と。人間が生きていくために、絶対に必要なものというか……。そういったことを改めて、この曲を聴きながら実感しました。個人的にうれしかったことは、初めてEXILEの楽曲の歌詞に、“踊ろう”というフレーズが入ったこと。
やるせなかったり、つらかったり、でもそんな気持ちを言葉にしづらいときって誰にでもあると思うんです。我慢して自分のなかで押し殺しちゃうような。そういうときに、言葉にできない気持ちを音楽に乗せて、みんなで歌って踊って、つながっていこうっていう、この曲の歌詞やメロディが大好きですね。ライヴで早くパフォーマンスしたい1曲。そのときは、みんなで一緒に歌って踊りたいですね」
(月刊EXILE7月号より)