EXILE Member 楽曲解説


SHOKICHI

―EXILE 史上最大の壮大なスケールのPV『ALL NIGHT LONG』が完成しました。このPVへの率直な感想をお聞かせ願えますか?

「とてつもない規模で、まるで映画のような仕上がりになっているので、自分たちでも客観的に観て楽しめるPVになっています。自分自身がPVに出ているのに、映画を観ているような気持ちで観ることができる。だから、ファンの皆さんもすごく楽しんでいただける作品なんじゃないかと思います。メンバー一人ひとりの個性が、衣装や武器、ロケーション、使う技として表れているので、個々の個性を思う存分堪能できると思いますね。作品自体の規模感や久保監督が作り上げた世界観を、ぜひ楽しんでいただきたいです」

―SHOKICHIさんは、100万本の矢をもはじき飛ばしてしまう戦士の役ですね。

「そうなんです。はじき飛ばしてましたね〜(笑)。 とんでもなくでかい斧というか、鎌のような武器の使い手なんですけど、確実にあの武器は、気をつけないと自分に刺さってしまう武器なので(笑)。撮影はロケで行ったんですが、半日以上かかりました。撮影自体はすごく楽しかったんですが、武器がめちゃくちゃ重くて、使いこなすのが結構大変でしたね。映像で観ると重さはわかりづらいと思うんですが、リアルにすごく重くて回すときは苦戦しました。翌日、手がガッチガチに筋肉痛になりましたね。しかも、ちょっと呼ばれて振り向いたりすると、隣の人にすぐ当たっちゃうんです。ものすごく取り扱い注意の武器でした(笑)。まぁ、そんなこともありつつ(笑)、100万本の矢をはじき飛ばすために、リアルにあの鎌を振りまわしているので、ぜひ注目していただきたいです。それにしても、あれだけの数の飛んでくる矢を、よく武器だけではじき飛ばそうとしたな……って思いますね(笑)」

―GREEさんの『聖戦ケルベロス』も14人となり、EXILEクエストが開幕となりました。
14人でゲームのキャラクターになったことへの感想を。

「自分がゲームのキャラクターになるなんて思ってもみなかったこと。もちろんうれしい気持ちもありますが、すごく不思議な気分ですね。第1弾のAKIRAさんとTAKAHIROさん、第2弾のMATSUさん、USAさん、MAKIDAIさん、NAOTOさん、NAOKIさんのCMをそれぞれ観ていて、“カッコいいな”と思っていたので、今回はすごくいい経験をさせていただきました。我ながら14人そろったときの迫力はものすごいなと感じましたね」

―『ALL NIGHT LONG』の楽曲をとおしてSHOKICHIさんが伝えたいこととは?

「確実に言えることは、どのような状況であっても、どんな場所にいても、誰と一緒にいても、もしくは一人でも、この曲を聴くと心がスカッとしたり、解放されて絶対に元気になるということ。だからシンプルに、皆さんにとにかく楽しんでいただきたいです。Happyな曲ではあるんですけれど、今までのEXILEの楽曲にないような、人間の持つ本能の力強さを併せ持つ曲。たくさん聴いて、みんなで騒いで、心の底から楽しむことで、少しでも気持ちが前向きにポジティヴになっていただけたら……。それが、いちばんの願いですね」

(月刊EXILE7月号より)