EXILE Member 楽曲解説
NAOKI
―EXILE 史上最大の壮大なスケールのPV『ALL NIGHT LONG』が完成しました。このPVへの率直な感想をお聞かせ願えますか?
「『ALL NIGHT LONG』のPVは、GREEさんの『聖戦ケルベロス』の世界観やCMと連動しています。『聖戦ケルベロス』のCMでは、ついに今回、満を持して14人が顔をそろえました。PVにも出てくる塔が、ゲームのなかでの“試練の塔”になっていたりと、PV、『聖戦ケルベロス』のゲーム、CMの3作品をとおし、『聖戦ケルベロス』の世界観にどっぷりと浸かれたことはすごく楽しかったですね。映像もEXILEのエンタテインメントの1つなんですが、今作はまるで映画のような作品に仕上がりました。セットもロケも、あの規模で撮影させていただくことは初めてだったので、素晴らしい経験をさせていただきました」
―PV撮影時のエピソードを教えてください。
「僕は、冒頭に登場しているお婆さんと女の子を助けるために、30人以上いる敵に1人で立ち向かっていくキャラクター。敵役の方々の迫力が、とにかくすごかったですね。僕が、バカーンって斧で敵を吹き飛ばすシーンでも、敵役の方々がすごい勢いで倒れてくださって、ケガされちゃうんじゃないかって心配でした」
―NAOKIさんのシーンの撮影中、ヒョウが降ってきたと伺いました。
「そうなんです。結構大粒のヒョウがいきなり降ってきたんです。僕のシーンは、もともと雪が舞っているというイメージだったので、久保監督も“これはいい!! まわしましょう!!”って(笑)。ヒョウが降るなか取り組んだのでリアルさが増し、いいシーンを撮ることができました。でも、そのシーンが撮り終わった途端、今度はゲリラ豪雨が……。撮影に使用する大きなレフ板も、近くにあった湖のほうまで強風で飛ばされてしまったり。スタッフさんやエキストラさんみんなでそのレフ板を押さえに行ったりと、正直すごく大変な環境ではあったんですけど、チームの一体感が生まれてすごくいい撮影になりました」
―GREEさんの『聖戦ケルベロス』も14人となり、EXILEクエストが開幕となりました。
14人でゲームのキャラクターになったことへの感想を。
「PVのラストシーンで、14人全員がそろうんですけど、やっぱりすごい迫力。性別・年齢問わず“EXILE全員のカードをそろえたい”ってなっていただけたらうれしいですし、ゲームを盛り上げられたらと思います」
―『ALL NIGHT LONG』の楽曲をとおしてNAOKIさんが伝えたいこととは?
「“みんなで叫ぼう!! 踊ろう”っていう心の叫びというか、魂の叫びが表れた楽曲です。そういう意味では、実はすごくシンプルな歌なんですよね。単純な衝動にかられるときって誰にでもあると思いますし、僕自身もすごく共感できます。でも、そういう衝動を発散させる瞬間や時間って、生きていくうえで絶対に必要なことだと思う。だからこそ、ライヴで『ALL NIGHT LONG』をパフォーマンスして皆さんと一体になって、理性を忘れるくらいワーッて盛り上がったら、めちゃくちゃ楽しいんだろうなって感じますね」
(月刊EXILE7月号より)