大きな壁に何度もぶつかることは誰もが経験することだと思いますが、 乗り越えるのが難しい壁をHIROさんはどのようにして乗り越えてきましたか?
(30代/会社員:女性)
大きな難題に対して、僕が乗り越えてくることができたのかどうかは、自分でもハッキリとはわからないのですが、僕の場合は“情熱”と“覚悟”と“思いやり”を持つことで困難に立ち向かってきたような気がします!
やるだけのことをやったら、あとはなるようにしかならない。自分にとって良い結果であっても悪い結果であっても、それを受け入れる覚悟は必要だと感じています。
まずは今、自分ができることをすべて思い描く。
自分の立場や環境を客観的に見て自己分析しつつ、 “その壁はどんな壁なのか”と、目の前に立ちはだかっている壁の内容をきちんと把握する。その内容のすべてを頭の中に入れたうえで、“何が必要か”“誰とどうすればいいのか”など、本気で入念に考えられるのはその情熱があるからこそ。そんなふうに解決策をひたすら考えると、難しいと思っていたことが自ずと果敢に挑めるようになると思います。
そして、それを考えているときは、感情に流されず、冷静でいることが何よりも大切だとも思います。ここまでやったらきっと実践したあとに悔いも残らないだろうし、たとえ乗り越えられなかったとしても、その経験が今後の人生において何らかのプラスになってくれる、 そう思えるはず。
そもそも、“乗り越える”という気持ちの持ち方ひとつで、その結果はさまざまに変わるのかもしれません。
すべてが順風満帆の人生になってくれるわけではない。
得るものがあれば失うものもある。
幸せと感じていても、悲しみに襲われることだってある。
輝いて見える人でも、見えないところではきっとつらいこともたくさんあるのだと思います。
情熱と覚悟と思いやりを持って乗り越えようとしたならば、家族や恋人、友人や仕事の仲間など、周りの人がそっと支えてくれるはずです。 そんな絆を感じられる人たちと一緒に乗り越えてけるように努力していくことで、よりポジティヴになれる。僕はそう思っています。
壁を乗り越えようと無理やり思うより、その壁が、自分の人生において与えられた課題だと思い、真剣に取り組んで最善を尽くす。その繰り返しで人生はさらに豊かになるのかもしれませんね!